apt magazine

さて、今日のブログテーマは、

「夏こそニットで涼やかに…」

そう、aptのお客様は大人の女性がほとんどなので、わたしは“夏こそニット”キャンペーンを広めたいと思っているのであります！！！

まず、なぜ大人の女性に“夏こそニット”を推奨するのかというと、やはりTシャツとは違った風格や上品さが出るからでしょう。
暑い夏って、冬に比べると圧倒的に、身に付けるアイテムが少なくなりますよね。
つまり、夏こそ身に付けるアイテムのひとつが、主役になり、目立つわけであります。

冬は反対に身に付けるアイテムが多いから、それぞれのアイテムとの相性やバランスが難しいと感じることも多いでしょう。
夏は、身に付けるアイテムが少ない少数精鋭。

だからこそ、夏はひとつのアイテムにこだわって、身に付けるべきだと思うのです。

カジュアルでスポーティなTシャツと、ニットの違いは、一本の糸から編み立てることで、様々なデザインや表情を作り出していることです。

同じ糸でも、天竺編み、リブ編み、透かし編みなど、編み方でその特徴や表情が変わります。
一般的に生地やジャージなどの洋服は、それぞれのパーツに裁断して、それを縫い合わせて作られていますが、ニットの場合は、編地でパーツを切り替えていることも多く、また裾などの仕上げも編み終わりで仕立てられていることもあるので、生地を織り返して縫い合わせたりしているものと比べると、案外軽いものも多いのをご存知でしょうか？

この猛暑の時期、単純に軽いって、涼しいにつながるんですよね。

また、夏のニットに選ばれている素材は、身体離れする素材が多く、身体のラインを拾わないシルエットになります。

例えば、ただいま絶賛SALE中の、GUCI BODIのレーヨンポリエステルニット

『レーヨンポリエステル』って聞くと、なんだか人工的なネーミングに聞こえて、
「夏は暑いんじゃないの？」
「水洗いできないんじゃないの？」
って疑心暗鬼で心配な方、きっといらっしゃると思います。

なので、まずは素材から解説していきましょう！

レーヨンは木材パルプや綿などの天然素材を原料にした『再生繊維』、ポリエステルは石油を原料とした『合成繊維』なので、まったく違う特徴を持った素材なのです。

レーヨンとは、シルクが高価だったために、19世紀にシルクの風合いを持つ手頃な素材として作られたことが始まりとされています。
吸湿性、通気性が高く、サラッとした着心地の素材感。

ポリエステルとは、1941年にイギリスの科学者や博士によって開発され、1950年頃より繊維の素材として使用されたもっとも古い合成繊維だといわれています。
ポリエステルは伸びたり縮んだりしにくく耐久性に優れ、洗濯しても型崩れしにくいことが特徴です。

つまりレーヨンとポリエステルが合わさることで、素材感の良さと、耐久性を兼ね備えた素材になり、ご自宅での水洗いが可能です。

このGUCI BODIのレーヨンポリエステルニット、すごく風通しがいいので、この真夏の時期に日除けと冷房対策と、夏を快適に過ごせる3拍子が揃っているのです！！！

先週土曜日のインスタライブで着用しています。

ちなみに山下が着用しているこちらのCT.Plageのニットパンツも、レーヨンポリエステル素材！！

ニットパンツでも、カジュアルになり過ぎないのは、適度に張りがあって、身体離れしているから。

適度に張りがあって、身体離れする素材レーヨンポリエステルは、軽い夏のニットジャケットにも最適です。

さすがは、ニット専科ブランドGUCI BODIだけあって、身頃は適度に厚みがある編地できれいな形（フォルム）を維持し、袖は軽く薄い編地で、シアー感と涼しさを出しています。

襟もすべてニットの編地で作られています。
編み終わりなので、厚ぼったさがなく、美しい襟の形を維持しています。

そして、夏のGUCI BODIといえば、『テンセルシーセル』素材
去年の春に、ブログでわたくし詳しくご紹介したので、その日のブログから抜粋。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

GUCI BODIの『テンセルシーセル』素材は、70% テンセル素材　30％ シーセル素材になります。
『テンセル素材』『シーセル素材』ともに、とても環境に配慮された、サスティナブルな素材。

まず、『テンセル素材』ですが、こちらの原料は『木材パルプ』
英国のコートルズ社が開発し、木材パルプを溶剤で溶かして糸にし紡いでいます。
この溶剤は再利用することもでき、環境への影響が少なく、さらに木材パルプで作られたテンセル素材は土に埋めると分解され、土に還ります。
その土でまた木を育てる。

そして『シーセル素材』は、原料が『有機海藻』
ドイツのスマートファイバー社が開発し、アイルランドのフィヨルドで育った、ビタミンやアミノ酸とミネラルが豊富に含まれた、再生可能な天然資源の有機海藻が原料となっています。

まるで栄養がある商品のような記述ですが、テンセル同様に、土や海に埋められても、分解されると素材であるということです。

ちなみに有機海藻は、高レベルと抗酸化物質の特性をもっているため、皮膚上の水蒸気と相互に働き、フリーラジカル（活性酸素）を吸収してくれるため、皮膚を保護してくれます。

『テンセル素材』『シーセル素材』どちらも自然界に生息しているものが原料になります。

コットンやリネンのような天然繊維でもなく、ポリエステルのような化学繊維でもない、「再生繊維」というカテゴリーに分類されます。

天然繊維と違い人の手が加えられているため化学繊維に近いのですが、石油を使った化学繊維と違い、自然から生まれた再生・再利用可能な繊維のため「再生繊維」といわれていますが、洋服につく品質表示タグには、「指定外繊維」と表記されていますが、それは対象となる繊維が比較的新しい繊維である為、家庭用品品質表示法で決められていないからです。

山の恵み、『テンセル』と、海の恵み『シーセル』この２つが７：３で合わさった『テンセルシーセル』素材は、機能素材として高く評価されています。

①ハイレベルな抗菌性。
専門テストにより、洗濯50回後も抗菌効果は持続すると証明されています。
肌に付着する菌の増殖を抑え、汗由来のにおいの発生を防ぎます。

②シーセル繊維に酸化亜鉛が含まれているため、皮膚疾患の緩和、炎症の軽減、かゆみの鎮静に役立ちます。

③紫外線保護指数50以下のUVAおよびUVB紫外線から皮膚を保護します。

④皮膚と湿度と温度を調整してくれます。

つまり肌の弱い方にも安心して着ていただけるのはもちろん、日本の暑すぎる夏に快適に着られる素材であるということです。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

チクチク先生山下も絶賛している、テンセルシーセル素材
一部完売品がでていますが、現在こちらがテンセルシーセルでお得なセールになっています！！！！

今シーズンの一番人気は、この鮮やかなグリーンとレッドのカーディガン。
2色買いしてくださるお客様も多く、実際にきれいな発色で、素敵です♡

カーディガンやジレは、冷房対策の羽織りにオススメです。

そして夏といえば、麻・リネン。
リネンのニットは、糸が繊細で編み立てにくく、作るのが本当に難しいんだそうで、今年は残念ながら出てこなかったCT.Plageのリネンニット。

残りわずかですが、こちらのリネンニットはセールになっています！！！
来年出てきたら、ぜひオーダーで着たらなぁと思っていますが、きっときっとこの値段ではないと思うので、セール価格はお得すぎるお値段です！！！

こちらはセール対象外アイテムですが、Le Pivotのコットンアクリルニットは、まるでリネン素材のようなシャリ感と肌触りで、着心地はもちろん、見た目も涼やかで上品です。

ニットならではの、編地のテクニックが駆使されていて、針抜きや落ち感がとても美しいですよ。

ちなみに、aptでお取り扱いしている夏のニットは、すべてご自宅で水洗い可能です！！！！

大人になったからこそ、“夏こそニット”
大人世代を代表して、このキャンペーンを広めていきたいと思っています！！！！

ただいま、絶賛SUMMER SALE開催中！！！！

秋の新作も少しずつ入荷しています。
→秋の新作はこちらから🍂🍁