

歴史と伝統のある播州織を採用したコットンジャカードブラウス。ふっくらとした立体的な織り文様で、柔らかい風合いが特徴です。ピンタック、ギャザー、リボン、ワイドスリーブと様々な要素は詰め込まれ、一着で様になるデザイン。身体から離れるワイドスリーブとオーバーサイズで、蒸し暑い夏でも快適に着ていただけます。
播州織
兵庫県西脇市を中心とした北播磨地域で生産されている織物。200年以上の歴史と伝統を誇ります。
北播磨地域には加古川・杉原川・野間川の3つの川があり、染色に適した軟水が容易に手に入ったことから織物業が発展しました。
「播州織」の一番の特徴は、糸を先に染め、染め上がった糸で柄を織る「先染織物」という手法を用いることです。
その独特の製法により、自然な風合い、豊かな色彩、素晴らしい肌触りの生地に仕上がります。
先染めならではの、優しくナチュラルな風合いと、ふわっとした質感が特徴です。
糸を染めた後は糸を切れにくくするためにサイジング(糸の糊付け)をしてから織り込みます。違う色・太さの糸を使用し、経糸と緯糸を組み合わせながらデザインを織っていくため、かなり時間がかかります。
播州織で使用する糸はとても繊細で、技術を持つ工場や職人はかなり限られています。